【単体考察記事】まだ回復実カバルドンなんて使ってるの?
こんにちは。ユリアです。
今回は現環境に多く存在する回復実カバルドンに関する考察です。
そしてそれに対する新たな現環境におけるカバルドンの考えです。
1.現環境のカバルドンの持ち物とそれの改良案
現在のカバルドンの持ち物は、
- オボンのみ
- 混乱実
- 達人の帯
- 命の珠
- メンタルハーブ
でほぼ全てを尽くしています。
ここでカバルドンの起点作成能力に注目した際、ステルスロック、および欠伸を撒き、蓄積ダメージを相手に課していくと言う仕事があります。
ここで対戦相手視点に立ったときに、カバルドンの対策方法は今の環境では
・挑発を入れる
・ダイストリームなどの高火力抜群技で1発でしとめる
の2つがあります。
現在のトップメタであるの6体はロトムのトリックを除けば、どのポケモンも身代わり以外の変化技を覚えず、高火力技を押して行かなければいけません。
ここで、の5体はつのドリルをのぞいて、カバルドンが適切な耐久調整をすれば、一発で倒されることがありません。
はメガネハイドロポンプが押せます。
他に、現環境ではカバルドンの弱点の「みず」「くさ」「こおり」の3種類の弱点のうち、みずタイプしかまともに効果力を出してくるポケモンが存在しません。
そのうちが筆頭として高火力みずタイプ技が飛んできます。時にはこのポケモン達に対して後発ストッパーとして働く必要があります。
この時に、カバルドンが必ず行動し、ステロ・欠伸ができるようにするためには、
イトケの実カバルドンしかいないのです。
ここでなぜオボンや混乱実ではいけないのかっていう話をします。
ここで回復実の目標である「確定数をずらす」という行為は相手のダイマックスによって通常の攻撃技がダイマックス技になることで相手がこの想定を容易に崩せます。
回復実カバルドンは過去の遺産であり、現環境のプレイヤーにアドバンテージを取るには水半減実を使うしかありません!
2.調整
腕白・砂起こし
215-132-160-x-117-67
H252 B60 D196
調整意図
ギャラドスの+1雨ダイストリーム最低乱数切り耐え
トゲキッスの珠ダイソウゲン75%耐え
(書いている途中に雨ダイストリームをカバルドンで受けることはないことに気付きましたが、、、)
このカバを初手で投げることによって、ステルスロック+αの仕事はほぼ必ずできます。
相手にダイマックスを切らせることができれば仕事はしたと言えます。
現環境の高火力の水タイプに抗う手段として イトケの実カバルドンをぜひ使ってみてください。
閲覧ありがとうございました。
質問があればTwitterまでお願いします。
【単体考察記事】ヤタピの実アシレーヌ
こんにちは。ユリアです。
今回は僕がS5で使用したヤタピのみアシレーヌについて解説していきたいと思います。
1. 個体ができた経緯
アシレーヌは基本的な技なら一発耐えて返すことができる、とても対面性能が高いポケモンであり、パーティに採用するつもりでいた。
ここで注目したのが、パーティで重かったである。対面的な構築を組みながら、水枠としてすんなり入ったでどうにか崩せないかと思った。
まず思いつく型として「うずしお・滅び」もあるが、あまりに対面性能を落としすぎているような気がしていて、他の案を模索していた。
その時に「身代わり・サイコキネシス」を思いついた。
2. 個体の詳細解説
調整
アシレーヌ@ヤタピの実
177-x-107-184-137-88
H172
B100
C172
D4
S60
H→激流意識の3nと身代わりの4n+1
B→陽気鉢巻ガラルダルマの地震を87.5%で耐え
C→余りを振り切り
D→4振り
S→無振りアーマーガア抜き
技
泡沫のアリア(熱湯・波乗り・ハイドロポンプ)
身代わり
泡沫のアリアは相手の身代わり貫通のタイプ一致技として優秀。火力を上げるために波乗りやハイドロポンプ、火傷狙いの熱湯にするのも一考ではあったが、身代わり貫通が活きた場面が多いため泡沫推奨である。
ムーンフォースは安定打点としてよかった。これは確定技であるだろう。
サイキネ身代わりについて
自分より遅いポケモンに対して身代わりを貼ることで変化技を透かしながら、激流ヤタピ圏内に入ることで、泡沫のアリアの火力が2.25倍になる。
このポケモンは後出しカビゴンを崩すこともでき、対面性能は申し分なかった。初手に出して場を荒らすポケモンとしてはとても強い。
に対しては毒毒を無効化しながらムンフォでcを下げ、時間を稼ぐ。
→初手からTODを仕掛けることが可能になる。
試合終了2ターン前 or 最終ターンにダイマを切り、ダイサイコを相手の受け構築に当てることで、必ずhpでリードを取れ、試合に勝つことができる。
がまだいない環境だからこそできることであろう。
これによって、をで受ける構築に対して easy winを取ることができた。
対面を作った試合は記憶の限り、100%全て勝った。TODを仕掛ける場合もあれば、単純にサイキネで殴り勝つ場合もあり、負けない。
身代わりをうまく絡めるとダイマックスのターンを枯らしたり、のあくびに抗うこともできる。
相手が初手アシレーヌのアクジェを警戒して、襷ドリュアシレ対面で泡沫地震のやりとりをした後にドラパルトなどに引いてくるところにムンフォを当てることも多々あった。
アクジェは押せない5つ目の技として常に考えておくべきである。
このポケモンは中速〜低速のパーティには無類の強さを誇っていた。
パーティにおいて、easy win を作れるポケモンがいるととても強い。
あなたのパーティに「ヤタピの実身代わりサイキネアシレーヌ」いかがですか。