【S28 2ROM2000↑ 最高203x】Glaciersバドゼルネ
こんにちは。ユリアです。
今回はS28で2ROMレート2000を達成した構築について書いていこうと思います。
構築名はゼルネアスのような鹿が駆け巡る、
アメリカのモンタナ州にある Glaciers National Park から。
本当に美しい場所なので、皆さん死ぬ前に1回は足を運んでみてください。
構築内に氷技はないし、Glaciersでは乗馬はできるらしいですが、馬がそもそもユーラシア大陸由来の動物なので、アメリカには野生の馬はいません...バドレックスごめん... もう構築名の案なんも思いつかないんだよ...
以下常体
構築経緯
ある日sdで黒バドレックスに対してポリ2を投げると、巧みバトンされてゼルネアスを出されてC+4ゼルネが爆誕して3タテされたことがあったため、"それパクるわ。ありがとう。"と相手にメッセージを送ったところから構築は始まった。
CS巧み黒バド+C特化ゼルネアスを投入した。
バドゼルネから始まったが、これを基本選出とするために一番安定しそうな壁役のHB粘土オーロンゲを3枠目にチョイス。
対面選出をしたいことが多かった + 相手のゼルネアスなどがきついので、イバンミミッキュを採用。
ここまででドレキゼルネで崩せないラッキー/ハピナス+イベルザシアンメタモンの並びをさっくり破壊できるASやんちゃ珠サンダーを採用。
コンセプト
バド受けを選出させて、バドが巧むのちにゼルネにバトンすることで、ジオコン込みでC+4ゼルネが誕生する。
それを通すのが難しい構築にはバドミミの対面選出を行う。
個体紹介
バドレックス@気合いの襷
人馬一体
175-x-101-217-121-222
臆病 C252 D4 S252
アストラルビット
ドレインキッス(⇄サイコショック)
悪巧み
バトンタッチ
もはや相棒なのかもしれない黒バドレックス。
壁下で無理やり積んでバトンも可能。裏からメタモンを警戒して純粋に数的優位を取りに行くのも可能。
キスの採用理由は相手のウーライベルなどがきついのも挙げられるが、こいつをコピーしたメタモンを壁下でゼルネで切り返せるようになるからである。
巧みを押すタイミングとバトンをするタイミングは慎重に見分ける必要がある。
襷バドはバトン抜きで一定の強さを担保されてるからとても安心できる。
相手のイベルタルが+2ダイフェアリー打たれてたらどうしてたんだよ!みたいな場面でデスウイングを打ってくる光景も多く見かけた。
まあ不意打ちケアしたら押せないが。
ゼルネアス@パワフルハーブ
フェアリーオーラ
控えめ H108 B4 C252 D92 S52
215-x-116-201-130-126
HD→壁下で珠イベルタルのジェット*2 + ジオコン後のデスウイング耐え
S→+1最速100族抜き
ドレインキッス
雷
身代わり
ジオコントロール
C+4で全てのザシアンが飛ばせ、C+2ではエレキフィールド乗ればダイサンダーでH振りまでは飛ぶ火力。
本当に最強と言えるスペックであり、先にジオコンを積んでいれば場合によっては相手のネクロに後出しされてから平気で勝つことができる。
Sを落としたことでミラーがかなりキツくなったが、相手の電磁波などを透かせる身代わり、回復ソースのドレキ、メインウェポンの雷は全て必須であった。
本当に一回展開したら止まらないことも多く、最強のポケモンであった。
雷麻痺で運勝ちを狙えそうで全然狙えない。
ドレキはDMしても威力100であるため、あまり期待してはいけない。
グラゼルネは嫌いであったが、ついにパーティに加入。
オーロンゲ@光の粘土
悪戯心
腕白 H252 B252 D4
202-125-128-x-96-80
イカサマ
挑発
リフレクター
光の壁
あまり言うことがない。
HB特化。
ザシアンの特化電光石火が22-26入るので、リフレク→特化巨獣で石火圏内に入ってしまった場合は石火をすかして裏からもう一回壁を貼る機会を与えるかなどは判断を要する。
イカサマを採用することで、ソウルクラッシュ読みでよく出てくるザシアンを無理やりゼルネの+2ダイサンダー圏内に押し込むことができる。
巨大マ個体だが、ダイマさせたことはない。
サンダー@命の珠
静電気
やんちゃ A252 B4 S252
165-156-106-145-99-152
熱風
電磁波
ザシイベルラキメタモンの並びを崩すポケモンを探した時に、物理ボルトなども考えたが、最も安定して崩せるのがこいつだった。
B252ラッキー、H振りポリ2(HD)なら珠ジェットで確2を取れる。(厳密にラッキーはHBの場合は92.5%)
H振りザシアンまでも物理ジェット+バーンで確定。
相手の甘えたホウオウ突っ張りや、壁構築、ゼルネアスなどを咎める最強ポケモンだった。
メタモンにコピーされても珠をない状態では絶望的に弱いため、全く脅威にならない。
ザシアンと撃ち合うことが一番多かったので D下降にした。
やんちゃC100振り冷Bガルーラみたいで好き。
ガマゲロゲ@電気玉
貯水
腕白 H252 B196 D60
212-115-132-x-103-94
HB→特化ザシアンのじゃれ石火耐え
HD→控えめ珠サンダーの50%耐え(臆病は確定)
投げつける
毒々
相手のヌケニンがここまでやばいので、ザシオーガヌケニンの並びに勝てる唯一のステロ撒きがナットレイとガマゲロゲだが、相手の一般的なオーガへの圧力、及び相手のサンダーに蹂躙されない点を評価してガマゲロゲを採用した。
地震をザシアンに入れればバドのアスビ圏内やゼルネのC+2サンダー圏内に入る。
かなり硬く、相手のザシアンに圧をかけることができるポケモンとして便利だった。
しかし、起点作成をこいつでやるか、ロンゲでやるかを正しい選択をしなければ直接負けに直結するから注意しなければならない。
ミミッキュ@イバンのみ
化けの皮
意地 H228 A252 B20 D4 S4
159-156-103-x-126-117
H→16n-1
A→バド意識で振り切り
B→ダブルウイングの乱数を最大限良くする
S→ミラー意識
影打ち
呪い
身代わり
自分のゼルネが止められまくったから採用したポケモン。
ミラーが頻発することを考えてS4振りした。
記事でよくDが振られていることが多かったが、なぜかはあまりわからなかった。
こいつなんでも対面勝ててびっくりした。
自分のバドコピーメタモンのストッパーにもなれる優秀なポケモンだった。
相手の堪える読みなどを見透かすのも大切。
選出
基本選出++
対面選出++
vsヌケニン入り++
vsイベザシラキメタモン++
結果
TN ユリア →最高203x 最終 1990 144位
TN Elephia →最高2000から1勝 最終宇宙
さいごに
今季は本気で2100 or Top20 を狙っていたので、絶対に妥協しないと決めていたが、結局溶かしてしまってて萎えた。
構築単位でプレイヤーが取れる選択肢の数が少ないため、相手の構築のパワー依存や、相手のPS依存になってしまう場面が多かった。
構築の形としてはかなり好みではあるが、まだまだ荒削りである/合理性の高い願望プレイであるに違いない。
2ROM2000という安定した勝利を手にすることができたのはある程度の成果だが、最終日で溶かしてしまったのはなかなか悔いの残る点である。
最終日2000スタートが初めてであったため、学びの多いシーズンではあったものの、自分の未熟さが際立つシーズンとなった。
しばらく忙しくなるかもしれないので、来季以降安定して潜れるかは分からないが、また面白い構築と巡り会えたら戦っていきたいと思っている。
こいつはZhurosoftといもう廃業したゲーム会社が作った、Monster Kingdomというもう8年以上前にサ終したスマホのソシャゲのキャラなのだが、ポケモンのようにターン制バトルを行い対人戦ができる面白い環境だった。
多分株ポケに怒られて潰されたのではないかと勝手に思っている。
この象はElephiaと言って、今期のサブロムの名前の所以となっている。