【S23最高レート2006】CrookedStarバドドラン
こんにちは。ユリアです。
今回はS23でレート2000を達成した構築記事について書いていきます。
黒バドのバトンをベースとした軸となっていて、かなり特徴的なので是非読んで下さい。
以下常体
構築経緯
前期にこらえるサンダーが世に放たれて、自分はザシアンを使わないと決めたので、自分の手にも馴染んでいる
からスタート。
を使う上で択を無限回するのは精神が摩耗し、安定しないと考えたので、択を減らすことをコンセプトにバトンタッチからスタートした。
相手のポリゴン2などのバド受けに対して強く出れるポケモン+ザシアン軸でなどで火力のある炎タイプが舐められていると感じていたため、CSベースを採用。
相手の黒バド軸に対してサイクルをしてては負けるという経験則があったため、相手の黒バドやバド受けに強い珠を採用。
オーガ軸に強く、対面的に動かせ、相手の物理受けを強引に削ることもでき、ドランと相性が抜群なHAチョッキを採用。
ここまででパーティで鈍足が多く、パーティの勝ち筋となるポケモンが少なかったため、意地スカーフを採用。
パーティでザシウーラの並びが重かったためその並びを一帯で完封できる、砂の力HB鈍いを採用。
コンセプト
①のバトンタッチからで崩してでスイープする。
②の怒りの物理受けの役割集中からを通す。
個体紹介
黒バドレックス@気合いの襷
人馬一体
175-x-101-217-121-222
臆病 B4 C252 S252
アストラルビット
悪巧み
バトンタッチ
今構築の軸。
圧倒的圧力から受けを引き出し、悪巧みの起点にしてバトン先に渡して倒しに行くポケモン。
確実に積んでいきたいので気合いの襷。
後述のカバルドンと組まれているので、襷じゃないという読みをされることも多かった。
後述のブルルのGF下のC+2リフストはHDチョッキバンギ以外のバンギを全て飛ばせる。
必須技のアストラルビット。
Cをあげるための悪巧み。
コンセプトのバトンタッチ。
一回だけ再戦でバトンタッチを読まれた行動された時は禿げた。
カバルドン@アッキのみ
砂の力
215-133-178-x-100-68
腕白 H252 A4 B188 D68 S4 サンダーの無振り暴風2耐え
鈍い
怠ける
都市伝説にしか存在しない砂の力カバルドン。
バドレックスの襷と相性が悪いため、砂の力で採用となった。
バンギ入りに対して火力増強をもらうという面白ポイントもある。
相手のザシウーラサンダーのような並びを1匹で完封できるポケモン。
たまにカバルドンを「流れ」で処理してきそうなパーティには無類の強さを誇った。
メインウェポンの地震。
サンダーやホウオウ意識のストーンエッジ。
詰み性能を上げる鈍い。
高速回復技の怠ける。
毎回ランドから始まる地面枠はシーズンの最後で必ずカバルドンになる。
カプ・ブルル@突撃チョッキ
グラスメイカー
177-200-135-94-115-96
意地 H252 A252 S4
馬鹿力
自然の怒り
火力と耐久の鬼。
メガネ以外のバドに対面で勝てたり、オーガ全般に対面で勝てるコマ。
初手に投げて、ミミッキュを通すために相手のナットサンダーなどの物理受けを怒りで削って、ミミッキュ圏内に入れることを意識していた。
ザシアンとダイナ以外のメジャー禁伝とは対面で殴り合うことができ、あわよくば突破、最低でもミミッキュのかげうち圏内に入れることができるようになるポケモン。
メインウェポンかつ撃ち合いの性能を上げるウッドホーン。
ウーラオスに強く出れるマジカルシャインか、相手のウルガや原種ファイヤーに強いストーンエッジ。
無理矢理サンダーなどを削ることができる自然の怒り。
最初の50戦ぐらいインファイト覚えるの知らなくて馬鹿力で使っていた。
ヒードラン@残飯
貰い火
176-x-127-179-128-133
臆病 H84 B4 C228 D12 S188 H16n・準速マンムー抜き
火炎放射
徹底抗戦
大地の力
守る
バドレックスのバトン先となるCSベースのヒードラン。
環境で火力のある炎タイプが基本的に舐められていて、そもそも構築単位で早いヒードランを切っているパーティも多く、遅いレヒレなどを削ることができ、後述のフェローチェ圏内に押し込んでBBすることもできた。
準則ウオノラゴンよりも早く、上から動くことに得られるメリットは多かった。
その分vsダイナ性能などはそこら辺のHDよりは低いため、慎重に動かなければならなかった。
徹底抗戦はラスカでもいいかと思われるが、バンギラスを無理矢理削るなどの価値が十分あった。
貰い火は炎の体にした瞬間にダイナのマジフレで交換側にCを下げられたので、特製パッチを無駄にした。
命中安定打点の火炎放射。
レヒレなどへの崩しや、相手のゼルネアスの起点にならずに退場できる徹底抗戦。
Dダウンでバトンができなかった場合の崩しや、ダイナドヒドへの打点となる大地。
HP管理をするための守る。
ザシポリの並びを毎回ほぼ崩すことができたコンセプトの中心。
フェローチェ@こだわりスカーフ
ビーストブースト
146-207-57-x-58-203
意地A252 D4 S252
蜻蛉帰り
飛び膝蹴り
毒づき
スカーフフェローチェという当たる側になるとまあまあ頭抱えるポケモン。
意地にしてスカーフを持つことで相手のスカーフダルマ・ウーラや、バンギノラゴンなどに強く出ることができ、相手を倒すたびにAが上がる自信過剰フェローチェ。
飛び膝蹴りを採用することで、A+1で相手のザシアンに対する膝の乱数を上げることができ、(無振りには確定1発・H振りには6.2%突破)かつBDダウンしないことで相手の先制技圏内に入らないということもできる。
ヒードランで相手のレヒレを削った後に飛び膝蹴りを打っていれば相手のザシアン軸が倒れることがよくあった。
膝はCSイベルタルがA+1の時93%で飛ぶほどの火力。
最強技の蜻蛉。
上述の飛び膝蹴り。
トリプルアクセルは相手の飛行タイプなどを確実に落とすための技。
毒づきはレヒレを削らなければいけない場合などに打った。
あまり自分が好まない役割集中となったが、かなり強いポケモンだった。
痩せたヘラクロスは強かったよ。
フェロドランの並びもやはり強かった。
ミミッキュ@命の珠
化けの皮
131-142-100-x-126-162
陽気 H4 A252 S252
じゃれつく
影打ち
剣の舞
バド軸に毎回入れている珠ミミッキュ。
環境のバド受けが全て火力不足で常に構築の崩しの起点になると感じていて、バド軸はサイクルの化身が多いため、それを倒すには対面で処理しないといけないと感じた。
相手のオーガゼルネバドなどのサイクル不可能構築に出していく。
構築単位でオーガが重いため、ウッドハンマーを採用した。
一致打点のじゃれつく。
オーガ意識のウッドハンマー。
先制技の影打ち。
詰め筋になる剣の舞。
ザシアンのおかげでミミッキュを舐めたパーティも多かったため、とてもよく刺さった。
選出パターン
vsザシポリ
vsザシウーラ
vsザシバンギノラゴン
vs黒バド・オーガ
vsダイナ
vsゼルネ
vsイベル
@1
結果
最終日最高2006
最終爆散
HOMEの写真はもっと上を目指す予定だったので撮ってません
さいごに
構築にはそこそこ自信ありましたが、シリーズの3シーズン目で気持ちとともに勝ち切ることができない結果となってしまいました。
もう2000タッチで満足できるようにはなっていないため、勝ち切れるように構築の練度をあげていかなければ行かないと思う所存です。
かなりDMなしシーズンで気合を入れて挑んだ3シーズンでしたが、心身ともにかなり疲れたので、しばらくは休憩を取りたいなって思ったりもします。
今シリーズはこらえるサンダーを世に放ち、バトンタッチバドレックスというみんなが考えたことはあるけど形にできなかった新しいコンセプトでも20には最低乗せることができてかなり剣盾の中では力を入れて、それなりに爪痕を残せたシーズンとなりました。
バトンタッチバドレックスは道を切り開いたので、シリーズ11でも誰かに頑張って使ってみて欲しいです。
こらえるサンダーの使用率、11.9%。愛用ありがとうございます。Twitterで堪えるサンダーのエゴサをすると見つかる、使ってる奴/考えた奴への誹謗中傷を見ているのが楽しかったです。
何かあればTwitterまで。
構築名はWarriorシリーズのRiver Clanのリーダーから取りました。
猫の群れ同士の対立を描いた小説シリーズで比較的平易な英語で、ハリーポッターとかを読める人は読めるぐらいの英語で書かれてるのでおすすめです。
僕は最初の2期ぐらいしか読んでないので老後にでも残りは読みたいなって思っています。